2006年1月16日 (月)

創聖のアクエリオン#7 深紅の薔薇の騎士

大変申し訳ございません。

前回、DVD Vol.3をお勧めしときながらも、実はこの第七話はあんまり好きになれません。多分、物凄く投げやりな記事になりそうなので、予め謝っておきます。

どうも、シリウス兄さんが好きになれないんですよね。

この人。色々悟ってるはずなのに、なんか明後日の方向に解釈している気がするし、明後日の方向に解釈しつつも、今後に生きてくるのかというと、全然生きていない気がするし。その場その場で分かった振りしているだけで、全然成長が感じられないんですよね。

そもそも、トーマが言う「滅びが生み出す美しさ」なんてのも、滅ぼす側の、自己正当化のための感傷であり詭弁としか僕は思えないわけで、全然理解できないです。


というわけで、第七話はそんなシリウス兄さんの話。

今回の敵、アンティクトンはその身から発する"完璧な美しさを持つ光"によって、シリウス達を混乱させます。

兄さんは、アンティクトンの光を

「私は、神話獣の光に嫉妬させられていたというのか!?」

と言ってはいますが、神話獣の名前(※)からすると、強烈な"正"の光によって、真逆の位置(影)に人間の"負"の部分が映し出されてしまった。って事だと思うんですよね。神話獣の呼称って、天翅族がそう呼んでいるのか、人間側が便宜上命名しているのか分からないので、はっきりとは言えないですけど。

結局、神話獣の攻撃は、兄さんが元々持っている物を強調しただけであって、神話獣の美しい光に"一時的"に嫉妬したわけじゃないし、その辺、兄さん勘違いしすぎです。影に映ったおぞましい姿は、自分本来のものではないと言い聞かせたかったんだとも思うけど。

※ アンティクトン
反地球とも言う。太陽を中心に、地球と点対称の位置にあるという、想像上の天体の事。地球とは全く逆の性質を持っていて、地球上で正の物は反地球上では負となり、地球上で負の物は反地球上では正となる事によって、相互に安定性を保っているとも考えられている。


結局の所、不動さんの言わんとしている事も良く分からないのですが、アンティクトンの名から考えるに、アンティクトンが発した美しい光は、嫉妬のような「おぞましさ」の反対にある、人間が持っている「美しさ」なわけで、「嫉妬を抱えて生きる」と言う事は、シリウスの言う「美しさ」を得る事に繋がるって事なんじゃないかと。

言い換えるなら、人間は美しさのみに生きる事は出来ないって事ですかね。

じゃぁ、天翅族は美しさのみに生きる種族かと言うと、そうでもなさそうだし。なんちゅうか「ワケガワカラン」。

まぁ、その「嫉妬するほどの美しさを神話獣(天翅族サイド)が持っている」って言う勘違いこそが、トーマが撒いた種なんだろうなと一応納得しときます。

今回の敵は据え置き型なんで、派手なアクションが無いのが残念だけど、映像的には結構綺麗だし、アクエリオンの一人(?)乱闘シーンなんかは、それなりに見せ場っぽかったのかな(あー。投げやりだなぁ)。

戦闘シーンは地味でありながらも、一応必殺技がありまして、今回の必殺技は「嫉妬変性劍」。お兄様らしからぬ(寧ろ、らしい?)無様な技になっております。


さて、話は前後して「リティカ」という詩集の話。

ちゅうか、シリウスもシルヴィアも禁帯出の本を乱暴に扱いすぎ!それなりに古い本なんだろうから、あんな風に扱ったら装丁が壊れちゃいますよ!

ってのは置いといて。

その詩集に描かれる、トーマとアポロニアスとの戦い。その後に残される「炎の輝きを持つ宝玉」。

これがベクターソルに搭載されているパワークリスタルなんだろーな。と思いつつ。じゃぁ、マーズ、ルナのパワークリスタルは?って疑問も湧く訳なんですが、その答えは見つからず。

このシーンのアポロニアスの背には、既に翼が無いので、地上に"堕ちた"後の話なんだろうけど、1万2千年前の話はあまりに断片的過ぎて、前後関係とかも良くわかりません。


なんとも煮え切らない今回の結論。
クルト&クロエに共感。ジェロームの言葉を借りると「はぁ?」。

って事で。

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2006年1月14日 (土)

創聖のアクエリオン#6 想い彼方へ

第六話よりDVD Vol.3に突入。

実はアクエリオンネタを始めた頃から、このVol.3の事が書きたくて書きたくて仕方なかったんです。収録されている三話は、アクエリオンらしさ満載ですし、「アクエリオンのDVDをどれか一本買うとしたらどれがい良いか?」と聞かれたら、今のところ迷わずこのVol.3を勧めます。

初回特典映像の内訳は
1. 河森正治の世界
2. 出演者による、第六話、第八話のオーディオコメンタリー

1.は昨年夏前位にファミリー劇場で放送していたやつと同じかな?基本的に番宣・ゲーム宣・超合金宣と、宣伝の集合のような番組だったんで、ぶっちゃけ僕的にはどうでも良い感じ(しいて言えば、LEGOによるアクエリオン試作機の映像なんかは、純粋にスゲーとか思ったけど)。

2.のオーディオコメンタリーは結構面白いですよ。レンタルだと付いているのか分かりませんが、DVDを手にした人は、通常版を見た後に、是非こっちのオーディオコメンタリー入りの方も見るのをお勧めします。

オーディオコメンタリーの出演者は、それぞれ

第六話
寺島 拓篤(アポロ役)
かかず ゆみ(シルヴィア役)
杉田 智和(シリウス役)
佐藤 裕美(リーナ役)
河森 正治監督

第八話
小野坂 昌也(ピエール役)
阪口 大助(ジュン役)
小林 沙苗(麗華役)
日笠山 亜美(つぐみ役)

どっちも面白いけど、第八話の方が特にお勧め。

さてさて、毎度の事ながら前置きが長くなってしまたんで、早速、第六話いって見ましょう。


とうとう来ましたよ。無限パンチ。リーナの言葉を借りれば、まさに「やっと出た」って感じ。

そういえば、第一話の「昇龍天雷」は"新記數器"になってなかったので、初の登録必殺技ですね。

予告編でも「パンチパンチパンチパンチ!」。とにかくこの言葉に尽きてしまいます(ちなみに、みなさんは何回目がパン○だと思いますか?僕は1回目だと思います)。


今までとは一味違った表情豊かなケルビム兵の動きとか、シルヴィアの合体エッチセリフ3段活用とか、なんといってもロボットアニメ界の歴史に残るであろう、伝説の大技"無限パンチ"。

とにかく見所満載な第六話ですが、僕的注目は無限パンチのシーンで使用されていた曲、サントラ2収録の「エクソダス」。

河森監督曰く、初めて聴いた時から、このシーンで使う事を決めていたとの事です。

ずっと温存していただけあって、ともすれば大馬鹿技になってしまう無限パンチを、キッチリ締まった馬鹿カッコイイ技にしてくれています。音楽の尺とカット割りもピチッと合わせてあるし、このシーンは何度見てもカッコイイと思ってしまう。

見所だけじゃなくて聴き所もお聴き逃し無く。


んなわけで、今回は(というか、第六話以降しばらくかもしれないけど)、あんまり深く考えずに見た方が面白いわけなんですが、そんな中でも、意味深なシーンが何個か。


・シルヴィアの夢

セリアンの声はシルヴィア役のかかずさんの声だと思うのですが、エコーがかなりかかってて聞き取りづらいけど、アポロニアスの声は何となく二人の人がやってますよね。

後から被って入る、割とはっきりとした声は、アポロ役の寺島さんの声だと思うんですけど、もう片方の渋めな感じの声は果たして誰の声なんでしょう。うーん。意味深だ。


・麗しの月
オトハの言う「近くにいて手に届かない"麗しの月"」とは、まさにトーマの事なんでしょうね。って事は同時にOPテーマの「失意にのまれ立ち尽くす麗しき月」というのもトーマの事なんだろうな。

オトハの言葉をそのまま取るのならば、アポロニアス(太陽)とトーマ(月)との間には、覆しがたい(物理的ではない)距離があるわけで、1万2千年前の恋は終わるべくして終わったんじゃないかなと思ったりします。

今回のケルビム兵もアクエリオンの活躍により倒されてしまいましたが、にも関わらず、届かぬはずの物が届いた事にトーマ様は嬉しそうです。寧ろ、倒される事を望んで今回のケルビム兵を造ったんじゃないかとも思います。

オトハさんといえば、届かぬと思っていた、"麗しの月"に想い以上のものが届く事に気が付きつつも、届いたそれは、"太陽の翼"の物であるのですから複雑な心境のようです。


ちゅうわけで、今回の結論。
オトハさんも、ソフィアさんも、体ごと命がけでぶつかって行けば、その想い以上の物が届くかもしれないですよ。

って事で。

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2006年1月13日 (金)

創聖のアクエリオン#5 地下迷宮の王

第五話は、果たして、ギャグ系と言って良いのか分からないんですが、一応、特訓→苦戦→敵撃破のパターンな話。まだまだ戦闘は地味なイメージではありますが、エレメント達がまだ成長段階だって事で。


1軍男性相部屋。アポロも一応寝る時はこの部屋で寝てるんですな。そういや、クルトの姿が見えないけど(前回もこの部屋にはいなかったですよね)、彼は一体何処にいるんでしょうかね。カメラアングル的に映っていない、ピエールのベッドの下段に寝てるんでしょうか。


今回の話を見ると、エレメント候補生って結構(100人前後?)いるようで、1軍、2軍以下にも3軍、4軍とありそうですね。設定資料(DVD Vol.3のブックレット)にある、2軍メンバーの特殊能力を見ると、スプーン曲げとか逃げ足が速いとか・・・。結構微妙。ちゅうことは、3軍4軍はもっと微妙なんだろうな・・・。

スプーン曲げを生かした必殺技なんてのはある意味見てみたいんですが、「スプーンの形をしている物」しか曲げられないとの事で、神話獣がスプーンの形をしていなければ役に立たないらしい(笑)。


さてさて。今回の特訓。ウォーリーならぬ、「アポロを捜せ」。

エレメント能力者って、特殊能力以外にも、基本的に五感が常人より鋭いようで、シリウス、シルヴィア、ピエールは"音"とか"振動"でアポロを捜してるみたいですな。麗華はダウジングロッド使ってるんで霊感?なのかも知れないけど。

そんなこんなで、さすが1軍メンバーの4人だけあって(ジュンとつぐみは新人らしく、即脱落と言う事で)、着実に目標に近づいていくわけで、成り行き上、ピエール・シルヴィアペア、シリウス・麗華ペアで合流。

これ、ピエール・シリウスペア、シルヴィア・麗華ペアとかになっていたら、協力なんて絶対に望めないよな。とか思いつつ、そうじゃなくても基本的に皆さん我が強いわけで。


ピエール・シルヴィアペアは、協力していなさそうで、なんだかんだ結構協力し合っているような気はするんですが・・・。

シリウス・麗華ペアはというと、シリウスの甘い言葉に騙されて、散々利用される麗華さん。シリウス兄さんのやってる事って、後に"人で無し"なあの人がやる事と一緒ですな。結局の所、落とし穴に落ちる麗華を助けちゃう辺りが、"人で無し"にはなりきれないようですが。

もしくは、麗華の事を「罠よけ」って言っているのが

「今まで罠は麗華、君の不幸のせいではない!私が罠よけにしていたせいなんだ!」

とか言う、兄さん流の更なる甘い言葉だったりして。とかも思ったりしますが、どっちにしろ、兄さん大分屈折してるな。


今回、主人公の割りにあまり活躍していないアポロはというと、今なお、バロンが収穫獣にさらわれてしまったトラウマを引きずっている様子。

それがために今回の特訓があったわけですが、アポロと同様の経験をしつつ、そのトラウマを既に克服(というより、次へ進むための原動力に出来たと言うのかな)しているピエール。

やっぱこの人、大人ですな。一見お調子者だけど、実に格好良いですよ。


ちゅうわけで、今回の結論
ピエール兄さん→エレメント候補生で一番かっこよろし
シリウス兄さん→エレメント候補生で一番変わり者

まぁ、今回の主役はピエールに決定ですね。

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2006年1月12日 (木)

創聖のアクエリオン#4 裸足の戦士

冒頭、アポロのバロンとの回想シーン。商店主の言葉はおそらく「Espera!」(スペイン語で「待て!」の意)だと思うので、アポロが居たアークシティーは、DEAVA本部基地のある(モデルとなっている)モンセラートからそれ程遠くにあるわけではなさそうです。まぁ、あんまり遠かったら、1話での不動さんの移動は「時空を超えたんですか!?」って話になっちゃうんですけどね(あの人なら超えても不思議はないけど)。


第三話まではプロローグ的要素が大きかったんで、この第四話から本格的に話が始まった気がします。

アクエリオンの全体を見てみると
・ギャグ系・・・不動司令の禅問答のような特訓→敵出現→苦戦→特訓の意味が分かる→敵撃破
・シリアス系・・・物語の核心に触れる話で、大きく物語が進行する。
の大体2パターンに分かれるのですが、今回の話はギャグ系になるんでしょうかね。

ちなみに、毎話毎話、ビミョーにキャラの絵面が違うアクエリオンですが、今回はなんかみんなカワイイ感じ。特訓後、グランドで蟻んこの足跡を聞くアポロなんかは、カメラアングルの問題もあるけど、いつもの野生味なくなっちゃってますからね。

戦闘シーンのピエール・シルヴィア・アポロの表情とか、全体的には僕は結構好きな絵面ではあるんですけどね。


さてさて、今回の特訓。脱いじゃったのは靴だったわけで、期待していた人はごめんなさいって感じなんですが、シルヴィアは「恋する夢子ちゃん」みたいだし、アポロは命令嫌いの反抗体質。リーナも言う通り、まだまだ子供なわけです。まぁ、13,14歳じゃ仕方ないかなって気もしますが。

シリウスを除く男性1軍チームは、みんな相部屋のようですが、アポロは一人外で遠吠えしています。「バロンを助け出すため」の一念で、一応はDEAVAに残りつつも、DEAVAにはまだ馴染んでいないのか、はたまた、あえて馴染もうとしていないのか。このシーンからもアポロの子供っぽさが感じられます。

とは言え、ピエール・シルヴィア・アポロの"おバカトリオ"での合体は相性が良いみたいです。性格的に馬が合うってのも大きいのでしょうが、何気にピエール兄さんがアポロとシルヴィアの仲を取り持っている気がします。さすが1軍最年長者。さすが元サッカー選手。きっと、チームプレイの重要さが良く分かっているんでしょう。


第四話ですが、結論を言ってしまうと。

アクエリオンが、地球に根を張ったかのように立つシーンを出すための話だと思います。

ですが、それだけではない気がします。

あらゆる面で人間より優れた能力を持つ天翅族ですが、彼らは、人間のように、真の意味で大地(地球)に立つ事はきっとできないのだと思います(天翅族はアトランディアは天に向かって立っていますからね)。人間は天翅のように天に立つ(飛ぶ)事は出来ませんが、それは天翅に劣っていると言う事ではなく、大地に「聖なる楽譜を描く」事の出来る、天翅より優れた能力(人間にあって天翅にはない能力の一つ)を持っていると言う事なのかもしれません。

不動司令の言うとおり、大地に「聖なる楽譜を描く」事が出来たとしても、アクエリオン(とアポロ達)はやっと立ち上がったばかりの、まだまだ子供と同じと言う事ではあるのですけどね。

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2006年1月10日 (火)

天翅の性別

本当は、各話の中で絡めて色々書いて行こうと思ってたんですが、各話の記事を書こうと思うと結構労力がかかる(1話辺り3,4回は見てから書いているんで)のと、なんだかんだで書き漏らしてしまうので、コラムみたいな形でたまーに書いてこうかと。


劇中、トーマの口から、1万2千年前にアポロニアスが自分の許婚であり、互いに愛し合っていたと語られます。トーマもアポロニアスも、どう見ても男なんで、人間の目から見れば同性愛な関係なんですが、実際どうなのかなとちょろっと考えてみました。


キリスト教で言うところの天使には、一般的には性別と言う概念はない事になってます。但し、聖母マリアに受胎告知するガブリエルなんかは女性であると言われる事もあるようなんで、一概にはそうとも言い切れないのですが、天使は、本来、精神的な存在であるので、人間にとっての便宜上の「見た目」として男性や女性の姿として描かれると言う事だと思います。


アクエリオンの「天翅」族の構成を見てみると、音楽を司る音翅(オトハ)や、情報を司る智翅(シルハ)みたいに、それぞれがそれぞれの分野での神格的性格を持ちますし、"個人への愛"や"怨み"なんかの割と俗な感情も持っていますから、どちらかというと、ギリシャ神話とか日本神話(古事記)に出てくるような、多神教の(と言うよりは宗教からかけ離れた神話的な)神々の立場であると考えられます。

多神教の神々には、概ね性別の概念がありますし、トーマは、アポロニアスの事を「私が愛した"男"」と言っている事よりも、「天翅」には一応の性別の概念がある事が分かります。

アポロニアスとトーマが許婚だったのは、あくまで後継者を残すために「聖なる翼の交わりを約束した仲」だったとの事なので、人間で言うところの生殖機能による性別の違いではなく、単純な見た目上の事でしかないのかもしれません。

例えば、日本神話の代表的な神である、アマテラス、ツクヨミ、スサノオは、すべて男神であるイザナギから生まれていますし、アクエリオンの「天翅」もこれと同じなんではないかなと思います。


「天翅」がどう言った方法で子孫を残していくかといった話は、劇中で全く出てこないのですが、その方法論よりも、「他種族である人間からしてみると想像すら出来ない方法」と言う事が重要なんじゃないかと思います。

「他者について理解できない事、嫌悪してしまう事とどう付き合っていくか」と言うのが、アクエリオンという作品では大きなテーマの一つだと僕は思います。

アクエリオンについてのブログとかを色々見ていると、トーマとアポロニアスの関係に嫌悪感を抱いている方が結構居るみたいなんですが、トーマとアポロニアスの同性愛的描写は、神話的なエッセンスの他にも、アクエリオンのテーマへの伏線なんじゃないかなと思ったりするのは、深読みのし過ぎですかね?

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2006年1月 9日 (月)

創聖のアクエリオン#3 エレメントスクール

DVD Vol.1は2話分しか入っていないので、3話よりVol.2に突入。

初回特典が
1. 3Dまるわかり映像2
・アクエリオンルナ
・アクエリオンマーズ

2. ノンクレジット OP&ED

3. 東京アニメフェア2005のトークショー
<出演者>
・河森正治(監督)
・寺島拓篤(アポロ役)
・佐藤裕美 (リーナ・ルーン役)
・小林沙苗(紅麗花役)


て感じで、Vol.1に比べるとちょっと地味かなぁ。

トークショー映像自体は大して面白いもんでもないんですが、麗華役の小林沙苗さん。キャピキャピしてなくて、なかなか麗華っぽい人ですな。


さてさて。

今回の話で、つぐみとジュンが登場。これで主要登場キャラは揃った感じです。

冒頭のつぐみとジュンの会話からするに、アクエリオンの存在は、結構おおやけになってるみたいですね。てことはDEAVA自体もエヴァンゲリオンで言う所のNERVみたいな機密組織ではないって事なんでしょうかね。


1話、2話ではアクエリオンと1万2千年前の事との関係等など、物語の導入部だったので、今回はそれぞれのキャラクタの性格とか、人間関係とかその辺の話っぽい感じですね。

て、事で、僕的にみると、第三話はあんまり語るところがないんで、少々困ってはいるのですが、強引に行って見ます。


・つぐみ
北ゲルマン防衛特区から来たとの事。DEAVA本部基地のモデル(の一つ)は、スペインにあるモンセラートと言う場所らしいので、それを考えると、あのちっこいBMW Isetta(ベンベってなんだろうと思っていたら、BMWの事らしい)で、ドイツからスペインまで来たって事なんですよね。見た目によらず逞しい。

・ジュン
君のやってる事は、ハッキングじゃなくてクラッキングです。とか思ったり。

それにしても、新人二人。出動命令から、発令所に来るまで時間かかりすぎですよ!
麗華さんなんか、その時間で「着替え→出撃→現地到着→ヘロヘロ」まで終わってますよ。


・シリウス兄さん
君は常に帯剣してるのかと。いい加減物騒なお人です。

とりあえず、ケルヴィム兵を一体倒し損ねていたのを、見逃していたのは良いとして。

あれだけ沢山いた収穫獣の内、たった一匹倒しただけで、悦に入ってる場合じゃないですよ。本人はいつもは完璧と思ってるようですが、「私としたことが!」とか言う以前の問題。

まぁ、結局こういうボケキャラなんだよな。この人・・・(笑)


うーん。今回は突っ込みだけで終わっちゃいそうだな・・・。という訳でちょっと強引に突っ込み以外を書いてみます。

・発令所
発令所を見てると、オペレーターをやってるのって、全部エレメント候補生なんですよね。

操作パネルに手型のコントローラーがあるんで、なんとなくオペレーションにも「感応制御」が必要なのかも。

エレメント候補生がオペレーションをやっているのは、交代要員としての意味以外に、アクエリオンシステムのオペレーション自体、ある程度のエレメント能力が無いと出来ないって事なのかもですね。


・ドリームキャッチャー
アポロがバロンから貰ったネックレス。本来は悪夢を見ないように、事前に悪夢(ドリーム)を捕まえてくれる(キャッチャー)物なんですけど、アポロの物は別の意味合いがありそうです。


ちゅうわけで、今回は以上なんですが、第三話よりOPテーマとして「創聖のアクエリオン」がかかるようになります。ほんとにいい曲ですわ。メロディーはキャッチーだし、アニソンぽくないし。それでいてアクエリオンと言うアニメから全然逸脱してないし。

結構、この歌の歌詞が物語全体を表してる感じがしますが、アニメのOPクリップだとワンコーラスしか入ってないので、アクエリオンにハマっちゃった人は、シングルなりサントラ1なりを買うことをお勧めですよ。


それでは次回に続きます。○いしゅうは脱いじゃうぞ!だそうです。

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2006年1月 6日 (金)

創聖のアクエリオン#2 闇の獣

冒頭、前回の創聖合体に呼応するように、宿敵トーマ(頭翅)が1万2千年の眠りから目覚めます。今回のトーマ様は寝起きなんで本調子ではないようです。戦闘中も、なんか顔疲れてるし(笑)。

既に目覚めていた音翅との会話で、生命の樹と知恵の樹の実と言ってますが、アクエリオンって、やたらとこういう宗教用語が出てくる割に、あんまり原典とは関係なく使ってる気もするんで、とりあえずさらっと流しちゃおう。

ベクターマシン格納庫にある、植物っぽい(?)物体が知恵の樹の実(またはそのレプリカ)なんでしょうかね。話に全く出てこないので分からないけど。


さてさて。何の予備知識もなしにアクエリオンを動かしてしまったアポロ君。さすが主人公って感じですが、どうやらDEAVAに拘束されたようです。前回、「人違い」とか訳分からない理由で足蹴にされるは踏んだり蹴ったりですな。

ちゅうか、このシーン。初見の時は気がつかなかったけど、いきなり顔が違いますよ。なんつうかやけに淡白というか。描き方が淡白な割りに、動作はオーバーアクションなんで、そのアンバランスさがいい味出してはいますが。

ロボットアニメであるアクエリオンは、あまり人間同士のアクションシーンってないんで、後にも先にも直接的な人間同士の暴力シーンってこのシーン位しかなかった気がするし、あえてこのテイストで描いたと、好意的に捉えておきます。

ちゅうか、アポロがボッコボコにされている横で、ソフィアにしろリーナにしろ笑ってる場合じゃないですよ!


と、軽く突っ込みつつ、まとめ。


・シリウスの投げキッス
まとめに入れる程じゃないんですが、お兄様のエレメント能力である「波動」をわざわざ投げキッスでやってる辺り、あそこのあれへの伏線だったんでしょう。きっと。

まぁ、単にナルな人ってだけな気もするけど。


・合体
フォーメーションは「S・L・M」コードネームは「大いなる形」。まぁ、合体に失敗するわけですけどね。
今回の「念心!合体!Go アクエリオン!」はシルヴィア(バックパック)→シリウス(脚部)→麗華(ヘッド)の順だったので、前回と順番違いますね。合体時のかけ声はもしかしてその場のフィーリングなのかしら?


・リーナビジョン
リーナが最初に見たアポロ。小さい翼の生えた犬のように見えますが、DVD Vol.3のブックレットに、「子供が描いた絵のような天真爛漫さを備えながらも野獣である」と解説があるので、犬というより寧ろ狼なんでしょう。きっと。

一方、リーナが吸血後に見たアポロ。これがアポロにあるアポロニアスなんでしょう。


先に出てくる話なのでちょっとネタバレになってしまいますが・・・。

リーナの吸血にはプラーナ(生態エネルギー)吸収能力があり、また不動さんが嫉妬などの、負の感情も「エネルギー」と言っています。

ここでは、再び人間狩りが始まった事を(本能的にか、ソルに乗っていた麗華に同調したのかは分かりませんが)察知したアポロの、恐れや不安といった負の感情エネルギーが吸収される事によって、一時的に「アポロ」の部分が弱くなったため、深層意識にある「アポロニアス」の部分が浮上してきたのではないでしょうか。


・アポロの過去生の記憶
アポロが持っているアポロニアスの記憶には、セリアンと共に闘った事とトーマの事は残っているようです。

ただ、トーマとの再会の後、ソフィアさん曰く「エッジだわ。あの少年の魂が深層意識の壁に突き当たった。」状態になっているので、トーマの事は覚えていながらも、それ以上の事を覚えていない、または思い出したくないといった感じなんだと思います。


というわけで、第二話終了。

今回からエンディングに「オムナ・マグニ」がかかるようになりました。バックのイラストとして、金田榮路氏によるキャラクター原案っぽい絵が出てきます。みんな格好宜しいですな。

金田榮路氏のアクエリオン画集も出ているんで買うか悩んじゃうな。


順に

1枚目 シルヴィア・ド・アリシア?(リーナ・ルーンかも)
2枚目 つぐみ・ローゼンマイヤー?
3枚目 クルト&クロエ・クーリック
4枚目 シルヴィア・ド・アリシア
5枚目 ピエール・ヴィエラ
6枚目 紅麗花
7枚目 シリウス・ド・アリシア
8枚目 アポロニアス&セリアン
9枚目 堕天翅族の皆様
10枚目 アポロ
11枚目 ジュン・リー?

こんな感じかな?

翼(羽根)が描かれている人と描かれていない人がいるけど、登場(搭乗)回数が少ない人が、はぶられちゃった感じがするな。

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2006年1月 5日 (木)

創聖のアクエリオン#1 天翅の記憶

という訳で、アクエリオンネタ始まり始まり。ちなみに、第一話はバンダイチャンネル無料視聴できます。

DVD Vol.1ですが、初回特典として第一話のストーリーブック(絵コンテ集)と、「3Dモデルまるわかり映像その1」や河森監督インタビュー等のメイキングが特典映像として付いていて、河森監督書下ろしの収納ボックスに入っています。

ぶっちゃけ絵コンテ集はパラパラと見ただけだし、監督インタビューとか記者発表映像なんかは見て面白いものでもないので、初回限定版じゃなくても別によかったかなーとか思ったりして。かさ張るし。

まぁ、特典のせいで値段が上がってるわけでもないみたいだし、コレクションアイテムと言う意味で良しとしましょう。収納ボックスも格好良いし。


と、前置きが長くなりましたが、以降ネタバレとかを大いに含みそうなので(僕は、1回全話見ちゃってますし)ご注意を。

創世記0011年。大異変によって荒廃した地球を、一万二千年の眠りから蘇った、アトランディアの堕天翅族が襲う。生態エネルギー「プラーナ」を奪取するために。反撃を帰して、人類は特務機関「DEAVA(ディーヴァ)」を設立。伝説の機械天使「アクエリオン」を復活させる。アクエリオンは三機の「ベクターマシン」の合体パターンによって、3つの姿に変形。乗り込んだ3人のエレメントの、心と体と魂をひとつに合わせ、感応・増幅して戦う。世界中から選りすぐられたエレメント候補生の中から幾多の試練を潜り抜け、アクエリオンを合体させる三人に選ばれるのは、果たして誰か。少年達の聖なる戦いが今始まる。

と、物語は物凄く説明的な朗読から始まります。これだけ聞いてしまうと、某エヴァ○ゲリオンを思い出してしまうのは、きっと僕だけはないはず・・・。某エヴァではこんなに説明的に説明されることは滅多になかったので、最初の印象は「明瞭会計版エヴァ」って感じでした。


ていうか、不動GENというか、ジェロームっていうか、DEAVAって組織が謎過ぎ。いくらアクエリオンの発掘者が不動GENだとしても「これより私が指揮を取る」とか言っただけで本当に総司令になっちゃうし。

組織としてありえない!

DEAVAは(おそらく)国連直属の特務機関のようですし、不動GENはジェロームと同形状の軍服のようなものを着ているので、国連から司令として派遣されてきたのかもしれないですが、それにしてもおかしすぎる。司令代理とは言え、曲がりなりにも当時のDEAVAの最高責任者であるジェロームが、何も知らないなんて事ありえないですからね。大体、寸前まで行方不明だったらしいし。

収穫獣にさらわれている人を見ると、ネクタイ姿のサラリーマン風の人もいるので、大異変後も社会基盤が崩壊するような事にはなっていないようだし、この辺の手続きとかなしにこんな事が通ってしまう辺り、別の意味で謎の組織なDEAVA(笑)。

まぁ、不動GENよろしく、こんな細かいことには「疑問は持つな。解き放て。」なのかもしれません。


とりあえず、細かい突っ込みはこの辺にして物語の鍵になりそうな事のまとめ。

・合体
「念心合体」と「創聖合体」の二つがある模様。とりあえず、通常は「念心合体」をするようです。

言葉に反応して合体が発動するようで、念心合体の場合
「念心!(脚部の人)」→「合体!(バックパックの人)」→「Go!アクエリオン(ヘッドの人)」と言う順の様子。

今回は麗華(ルナ)、シリウス(マーズ)、グレン(ソル)で合体。念心合体の場合、DEAVA側で決めたフォーメーションパターンとと合体コードネームが複数あるらしい。

ちなみに、今回はシリウスが「パターン73B」を却下して、「フォーメーションL・M・S」で合体。合体コードネームは「運命の形」。

「L・M・S」ってのは、ルナ(ヘッド)、マーズ(バックパック)、ソル(脚部)という順で合体しますよって意味でしかないと思うので、「73B」と言うのとカテゴリーが全然違うし、パターンコードや合体コードはあんまり画一化されていない様子。まぁ、ぶっちゃけ大した意味は無さそう。


創聖合体の場合は、アポロ(ソル)のみが一気に「創聖合体!Go アクエリオン!」言ってるだけ。DEAVA的には未知の合体方法だったようですが、不動GENは既に知っていた様子(この人の場合、知らなくても知ってる振りしそうですが)。

ちなみに、今後の話に何度も出てきますが、不動GENは(創聖)合体を象徴する仕草として手を叩き合わせています。


・三位一体
キリスト教では父(神)と子(キリスト)と精霊(聖なる存在)は本質において一体であると言う事を指しますが、アクエリオンでは「"心"と"体"と"魂"を燃やし、一つになる」=「合体」の事を指しているようです。

劇中では、三位一体とか、三位"合体"とか言ってますが、何となく宗教用語を使いたかっただけな予感。


・三本の矢
毛利元就の訓として割とさらっと流されますが、アクエリオンのオープニングタイトルでも三本の矢のモチーフが描かれていますし、物語を解く鍵として重要そうです。


・リーナの予言

もう一人の翼が。アクエリオンの魂を司る、アトランティスの勇者「太陽の翼」が目を覚ます。

冒頭で、予言能力を持つリーナが発した言葉。おそらくアポロの事を指していると考えられますが、重要そうなのが「もう一人」といっている点。言葉をそのまま取ると「太陽の翼」とは一人ではないと考えられます。

ただ単に、アクエリオンの魂(=パイロット)であるエレメント能力者(翼)がその能力に目覚める。但し今回の翼は「太陽の翼」であると言う事なのかも知れませんが。


・翼のビジョン
「太陽の翼」のイメージとして、リーナは大きな2枚の翼が街を覆うビジョンを見ます。

一方、堕天翅と言う言葉を聞いて、アポロが見たのは千切られた1枚の(左側の)翼でした。

上述のリーナの予言と合わて考えると、アポロはあくまでも「もう一人(1枚)の翼」なのかも。まぁ、単に構図上1枚の翼の方がしっくり来るってだけの話かもしれないですけどね。

いずれにしろ、予備知識なしに翼のビジョンを見ている所より、アポロは過去生に「天翅の記憶」を持っていると言う事は確実のようです。

・不動GEN
もう謎だらけの人ですが。シルヴィアとピエールがアポロと対峙している場面にも不動さんはいらっしゃいますね。この後も、突如DEAVA基地に現れたり「神速の魔術師」っぷりを披露してくれますが、それは置いたとして。

なぜ、あの場に不動GENが居る必要があったのか。リーナが見た2枚の翼のうち、1枚がアポロだとすると、残りのもう1枚と言う事なのでしょうか。まぁ、単に神出鬼没な所を表すための演出かもしれないですが。

ちゅうわけで、第一話お終い。

最後にアクエリオンの最大の見せ場である必殺技を記して、また次回に続きます。

・昇龍天雷(DRAGON THUNDER)
河森監督曰く、ただ回転しているわけではなくて、回転中に発電しているとの事なんで、電撃飛び蹴りですね。

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2005年12月31日 (土)

深読みのアクエリオン

第15話「初恋のアクエリオン」、第16話「黒い鏡」と、第17話の「食べたくて合体」の前半くらいを録画失敗してしまって見られなかったんですが、丁度発売したばかりのDVD Vol.6とかぶってるんでヨドバシカメラに買いに行った訳ですよ。
出たばかりなんで、最新リリースコーナーとかも含みで探したんですが、いくら探してもない訳で、探しているうちに見てはいけないものが目に入り・・・・。

DVD Vol.1 初回限定版・・・・。限定って言葉にフラフラと引かれて買ってしまいましたさ(-_-;)

もう腹をくくって全巻揃えることにしましょう。この際。んなわけで、ただ見るだけじゃつまらないんで、深読みしつつじっくり見て行こうかなと。

この作品。かなり話がぶっ飛んでるので、深読みしなくても十分面白いんですけどね。


といったところで、来年のネタを最低でも26個手に入れたところで、今度こそ皆さん良いお年を~

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2005年12月30日 (金)

今更アクエリオン

FreeBSDネタが続きましたが、ここらで取りとめもなくアニメの話。と、いっても大してアニメを見る方でもないので大した事はかけませんが。

先日、年末特番ということで、ファミリー劇場(CS)で「創聖のアクエリオン」全話一挙放送ってのがやってまして、録画しておいたのがやっと見終わりました。

放送開始当初に同チャンネルで1~3話をスペシャル放送したのを見た時は、マーケティングを意識しすぎと思わざるを得ない登場キャラクタの構成とか演出がやたらと目に付き(スペシャルでは監督インタビューとかもあったんですが、タイアップもチラホラ目に付いたし)、あまり魅力は感じませんでした。だもんでその後は見ていなかったんですが、今回その続きを見た所、何気に結構というかかなり面白かったです。正直はまってしまいました。

はまったついでにサントラ12の2枚買い(全編、曲はすごく良い)、クソゲーと評判のゲーム版アクエリオンも買い(本当にクソゲー)。

ただいま、1クール目のオープニングテーマがヘビーローテ状態でかかっております。

「1万年と2千年前から、あっいっしってるぅ~♪」

もう、耳にこびりついちゃってますね。


実は、全26話のうち何話か録画を失敗してしまってまして、そこの分はDVDを買っちゃおうかなぁとも思い出していたり・・・。そしてそのままズルズルとDVDを全巻揃え出したりしないか心配でなりません。

最初にマーケティング意識しすぎとかいっときながら、結局そのマーケティングにひっかかってる僕。だめじゃん!


まぁ、そんなわけで変な物欲に火がつきつつ、もういくつ寝るとお正月。皆様良いお年をお迎え下さい。

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