創聖のアクエリオン#7 深紅の薔薇の騎士
大変申し訳ございません。
前回、DVD Vol.3をお勧めしときながらも、実はこの第七話はあんまり好きになれません。多分、物凄く投げやりな記事になりそうなので、予め謝っておきます。
どうも、シリウス兄さんが好きになれないんですよね。
この人。色々悟ってるはずなのに、なんか明後日の方向に解釈している気がするし、明後日の方向に解釈しつつも、今後に生きてくるのかというと、全然生きていない気がするし。その場その場で分かった振りしているだけで、全然成長が感じられないんですよね。
そもそも、トーマが言う「滅びが生み出す美しさ」なんてのも、滅ぼす側の、自己正当化のための感傷であり詭弁としか僕は思えないわけで、全然理解できないです。
というわけで、第七話はそんなシリウス兄さんの話。
今回の敵、アンティクトンはその身から発する"完璧な美しさを持つ光"によって、シリウス達を混乱させます。
兄さんは、アンティクトンの光を
「私は、神話獣の光に嫉妬させられていたというのか!?」
と言ってはいますが、神話獣の名前(※)からすると、強烈な"正"の光によって、真逆の位置(影)に人間の"負"の部分が映し出されてしまった。って事だと思うんですよね。神話獣の呼称って、天翅族がそう呼んでいるのか、人間側が便宜上命名しているのか分からないので、はっきりとは言えないですけど。
結局、神話獣の攻撃は、兄さんが元々持っている物を強調しただけであって、神話獣の美しい光に"一時的"に嫉妬したわけじゃないし、その辺、兄さん勘違いしすぎです。影に映ったおぞましい姿は、自分本来のものではないと言い聞かせたかったんだとも思うけど。
※ アンティクトン
反地球とも言う。太陽を中心に、地球と点対称の位置にあるという、想像上の天体の事。地球とは全く逆の性質を持っていて、地球上で正の物は反地球上では負となり、地球上で負の物は反地球上では正となる事によって、相互に安定性を保っているとも考えられている。
結局の所、不動さんの言わんとしている事も良く分からないのですが、アンティクトンの名から考えるに、アンティクトンが発した美しい光は、嫉妬のような「おぞましさ」の反対にある、人間が持っている「美しさ」なわけで、「嫉妬を抱えて生きる」と言う事は、シリウスの言う「美しさ」を得る事に繋がるって事なんじゃないかと。
言い換えるなら、人間は美しさのみに生きる事は出来ないって事ですかね。
じゃぁ、天翅族は美しさのみに生きる種族かと言うと、そうでもなさそうだし。なんちゅうか「ワケガワカラン」。
まぁ、その「嫉妬するほどの美しさを神話獣(天翅族サイド)が持っている」って言う勘違いこそが、トーマが撒いた種なんだろうなと一応納得しときます。
今回の敵は据え置き型なんで、派手なアクションが無いのが残念だけど、映像的には結構綺麗だし、アクエリオンの一人(?)乱闘シーンなんかは、それなりに見せ場っぽかったのかな(あー。投げやりだなぁ)。
戦闘シーンは地味でありながらも、一応必殺技がありまして、今回の必殺技は「嫉妬変性劍」。お兄様らしからぬ(寧ろ、らしい?)無様な技になっております。
さて、話は前後して「リティカ」という詩集の話。
ちゅうか、シリウスもシルヴィアも禁帯出の本を乱暴に扱いすぎ!それなりに古い本なんだろうから、あんな風に扱ったら装丁が壊れちゃいますよ!
ってのは置いといて。
その詩集に描かれる、トーマとアポロニアスとの戦い。その後に残される「炎の輝きを持つ宝玉」。
これがベクターソルに搭載されているパワークリスタルなんだろーな。と思いつつ。じゃぁ、マーズ、ルナのパワークリスタルは?って疑問も湧く訳なんですが、その答えは見つからず。
このシーンのアポロニアスの背には、既に翼が無いので、地上に"堕ちた"後の話なんだろうけど、1万2千年前の話はあまりに断片的過ぎて、前後関係とかも良くわかりません。
なんとも煮え切らない今回の結論。
クルト&クロエに共感。ジェロームの言葉を借りると「はぁ?」。
って事で。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)






最近のコメント