2005年12月24日 (土)

骨折り損かも

その後、Mozillaを入れ終わったんですが、結果としては起動せず。

表示されるエラーメッセージはFireFoxのときとは違って、起動スクリプト絡みの問題ぽかったんで、その辺をグーグルさんに問い合わせたりはしたんですが良くわからず。

で、半分あきらめ気分で、日本語化パッチ(ja-mozilla-jlip)をpkg_deleteしてみたら、あら不思議。あっさり動いてしまいました。

もしかしてFireFoxも同じ理由なのか?と思ったんで、ja-firefox-ja_JPもpkg_deleteしたら、こっちも動いてくれました。

なんのための日本語化パックなんだかわかりませんが、MozillaもFireFoxもportsの日本語化パックを使うのではなくて、いったん起動後、Preferenceから各ローカライズセンタにある日本語パックをダウンロードして適用するのが正解だったみたいです。

使い勝手は、MozillaもFireFoxもどちらもMozilla系列なんでほとんど変わらないんですよね。なんかもったいない事しちゃったな。

ちゅうわけで、本題のFlashPluginの適応。

すでに、

  • linuxバイナリ互換
  • linuxpluginwrapper
  • linux-flashplugin6
  • linux-flashplugin7
をインストールして、
# cp /usr/local/share/examples/linuxpluginwrapper/libmap.conf-FreeBSD6 /etc/libmap.conf

としてコピーするところまではやってあったりするんで、後は残り。

konquerorはこれだけで、flasyplugin6はすぐ認識してくれるんですが、MozillaとかFireFoxは/usr/X11R6/lib/browser_pluginsにあるライブラリを見るとの事なので

# cd /usr/X11R6/lib/browser_plugins
# ln -s /usr/X11R6/lib/linux-flashplugin7/flashplayer.xpt flashplayer.xpt
# ln -s /usr/X11R6/lib/linux-flashplugin7/libflashplayer.so libflashplayer.so

として、シンボリックリンクで代用。と、ここまでやってみた所、

  • Mozilla→起動しなくなった。
  • FireFox→起動するが、Flashを使っているページを開くと落ちる。

って状態になってしまいました。これまた、これまでの手順だけじゃダメらしくて/usr/ports/www/flashplugin-mozillaを入れていないとダメだって事がわかったので

# cd /usr/ports/www/flashplugin-mozilla
# make install clean

でさっくりインストールして、無事、MozillaでもFireFoxでもFlashが見られるようにはなりました。

けどねぇ。

手探りでやってるんで、どっか設定が間違ってるのかもしれないですが、一応Flashは動いている様なんですが、ちゃんとした動作になってくれていないんで、これならkoqueror+Flashplugin6の方がましなような。

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2005年12月23日 (金)

キツネ vs ゴジラ

ここのところ、FreeBSDネタばっかで携帯の話なんか微塵もしていないので、サブタイトルをちょこっと変えてみました。なんにも捻っていないですが。


前回までで、日本語環境はほぼ完璧になりまして、むしろ、scim-anthy-0.8.0だと前方予測変換なんかがあるので、MS-IMEより使い勝手がよいかも。

ブラウジングはKDEに基本添付されている、konquerorを使っていまして、これまたIEより使い勝手がよい感じではあるのですが、難があるといえば、flashとかのプラグインへの対応がいまいち。

一応、Flash Player6相当のlinux-flashplugin-6はlinuxpluginwrapper経由で割と簡単に認識できるのですが、7になるとパスを通してあげたりlibmap.confをそれらしく編集しても無駄無駄状態でして、いろいろ調べたけどflash7を動かすのは無理っぽそう。

Flash6でも、まぁ、問題がないといえばないのですが(表示させる事よりも、エラー表示がうざいから入れている感じなので)、たまーにflash7以上じゃないと何が書いてあるかもまったくわからないようなサイトもあったりするんで、Flash7が動かせそうな、FireFoxを入れてみようと思ったのです。

とりあえず、規模が大きそうなんで「pkg_add -r firefox」で入れてみる。意外にすぐ終わる。

起動してみる。libなんちゃらが見付からんよとか言われる(細かいメッセージはメモるのを忘れました)。

この手のエラーは、バイナリパッケージの動作環境と、自分の環境でライブラリファイルのバージョンが違うと起こったりするそうでして、解決するには自分の環境でコンパイルするのがいちばん良いとの事。

うーん。いったい何時間かかるんだろう?って感じなんですが、すでに就寝時間に近付いていたので、とりあえず「/usr/ports/japanese/firefox-ja_JP/」で「make install clean && shutdown -p now」として寝てしまいました。

コンパイルが終わってたみたいなんで、FireFoxを起動してみたんですが、起動はするけどエラーが発生してブラウザとして機能しないわけでして。
翌朝起きた時に勝手に電源が落ちてくれていたんで、きっとコンパイルは成功したに違いないのですが、原因がよくわかりません。感嘆に調べた範囲でも良くわからなかったので、あっさりとあきらめて、ただいまMozillaをコンパイル中(こっちもpkg_addでうまくいかなかったので)。Mozillaもかなり大きなパッケージらしいんで、いったいいつ終わるのやら。

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2005年12月11日 (日)

スクロールマウス解決!

dmesgの

psm0: failed to get status (doopen).

ってのは全然関係なかったようで、その後調べていたらビンゴな情報が見付かりましてあっさり解決。

わたしのマウスにはホイール機能が付いているのですが、X で使うことはできますか?

思いっきり日本公式関連のサイトっぽいし。まずは公式から見ないとダメですね(^-^;)

僕の場合はX環境以外でマウスが使える必要はないので、b.の「X サーバを使ったホイールイベントの変換」っていう方にしました。

・/etc/rc.confのマウス関連をコメント化

#moused_enable="YES"
#moused_flags="-z 4"
#moused_port="/dev/psm0"
#moused_type="auto"

※ mousedが動いているとpsm0が使用中になってXでpsm0を使えません。



・/etc/X11/xorg.confを変更

Section "InputDevice"
Identifier "Mouse0"
Driver "mouse"
Option "Protocol" "auto"
# Option "Device" "/dev/sysmouse" # ここを
Option "Device" "/dev/psm0" # psm0を使うように変更
Option "CorePointer"
Option "Buttons" "5"
Option "ZAxisMapping" "4 5"
EndSection

ぐんと使い勝手が良くなりましたですよ。

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スクロールマウス

FreeBSD用にマイクロソフトのスクロールマウス(コンパクトオプティカルマウスというやつ)を使っているので、KDEでホイールを使えるようにしようと設定とかやってみたんですが、全然ホイールが有効になってくれません。

調べた範囲では

/etc/rc.conf

moused_flags="-z 4"

/etc/X11/xorg.conf 「Section "InputDevice"」の「Identifier "Mouse0"」に

Option "Buttons" "5"
Option "ZAxisMapping" "4 5"

ってのを設定してあげれば良いだけみたいなんですが・・・(Mozillaとかはそれとは別に設定が必要みたいですが)。

どうもうまく行ってくれません。

そこで、dmesgで認識状況を見てみると

# dmesg | grep psm
psm0: irq 12 on atkbdc0
psm0: [GIANT-LOCKED]
psm0: model IntelliMouse, device ID 3
psm0: failed to get status (doopen).

なんか、最後の行でマウスの認識がちゃんと行っていないような気配が。

カーソルは普通に使えてはいるので、さしあたり問題はないのですがホイールが使えるのと使えないのでは、使い勝手がずいぶん違うんですよね。

なんとか解決したいところ。

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日本語入力とか

結局、コンパイルアップデートは、予想通り寝るまでに終わらなかったんで、PCを動かしっぱなしで寝てしまったんですが、今日の昼すぎくらいまで動かしてもアップデート終わらず・・・。

諦めてCtrl+Cで強制終了しました。パッケージバージョンの依存関係が良く分からなくなってしまったので、またOSを1から入れ直しにして、KDE関係はpkg_addでバイナリインストールにしました。これで何回目のインストールだろうか・・・。

まぁ、最初のうちは失敗を重ねて、できるだけ効率良くシステムアップさせる手順を自分で見付けるしかないって感じで、勉強になったってことにします。



話は前後しますが、昨日までに書いた手順では、KDEの表示を日本語にすることはできるのですが、まだ日本語「入力」はできない状態だったりします。

FreeBSDをはじめとしてオープンソース系のUNIX環境では、日本語入力方式が様々あるようでして、それぞれインストールしなくちゃいけないパッケージも違う様なのです。


当初は、割りと古典的な方式(なのかな?多分)の「kinput2+Canna(or FreeWnn)」ってのでやってみたのですが、やたらと自分で設定ファイルを用意しなくてはいけない割りに、Windows育ちの僕としては、操作性がいまいちでして(設定でどうにかなるんだと思うのですが、自分でも何を設定して入力ができるようになったのか分からない状態だったし)、他のものも試してみました。



ビギナーズバイブルによると、「SCIM+Anthy」というのが割りと最近の方式だそうで、バージョンアップも活発に行われているとの事なので試してみたんですが、「kinput2+Canna」であんなに大変だったのが嘘のようで、とりあえず使うだけならパッケージインストールと環境変数を定義してあげるだけで使えちゃうのですよ。最初からこっちを使えば良かったなぁ。


使い勝手も、MS-IMEライクで日本語入力モードになると

SCIM

こんな感じのウィンドウが表示されて、細かい設定もGUIからできるので、まんまWindowsの言語バーって感じですね。



というわけで、「SCIM+Anthy」のセットアップ方法

・パッケージのインストール

SCIM

# cd /usr/ports/textproc/scim
# make install clean

Anthy

# cd /usr/ports/japanese/anthy
# make install clean

SCIM-Anthy

# cd /usr/ports/japanese/scim-anthy
# make install clean

・設定
Anthy Wikiを参考に、環境変数を設定し、「~/.xinitrc」でSCIMを起動してあげるだけ。

全部、「~/.xinitrc」で設定するとすると

XMODIFIERS="@im=SCIM"
export XMODIFIERS
GTK_IM_MODULE="scim"
export GTK_IM_MODULE

scim -d &

exec startkde

こんな感じでしょうか。

結構快適に日本語が入力できるようになったんで、今日はFreeBSDから投稿していたりなんかして。

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2005年12月 9日 (金)

落とし穴

今日の失敗

  1. portsからlinux-ttfontsをインストールしようと思ったら、distfilesが見つからず。ports情報が古いらしい。
  2. CVSupでportsツリーを更新。linux-ttfontsは無事インストール完了。
  3. その後、SCIMをインストールしてみる。glibのバージョンが古いと怒られる。
  4. glibを「portupgrade -r」でアップデートしてみる。依存関係のあるパッケージもアップグレードがかかる。
  5. なにやらKDE関連らしきパッケージもアップグレード対象だったらしい。

とてもじゃないけど、今日中にはアップグレードが終わらない予感(-_-;)

portsは便利ですが、良く考えて使わないと大変なことに(放っておくだけではあるのですが)なりますね(ノ∀`)

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2005年12月 8日 (木)

デスクトップを構築しよう

統合デスクトップ環境のKDEまでは入れたので、次はKDEを日本語環境で使えるようにしてみます。


・ja-kde-i18nのインストール
KDE日本語化パッチ。さしあたりこれをインストールすると、KDEの言語設定で日本語を選択できるようになります。

CDには入っていないので、portsからインストールします。portsからインストールする場合は、対象ディレクトリに移動してから「make install clean」とするだけです。

# cd /usr/ports/japanese/kde3-i18n
# make install clean


・X.Orgの設定
一つ一つ説明すると長くなるので、さらっと流してしまいますが・・・。

# Xorg -configure
# cp /root/xorg.conf.new /etc/X11/xorg.conf
# xorgcfg -textmode

とすると、GUIっぽい画面がでるので、各デバイスの設定→「Write xorg.conf and quit」で設定を保存します。

# xinit

とすると、X.Orgが起動します。起動しない場合は、先程の設定が誤っているか、VGAカードが対応していないって事になります。

ここではX.Orgの設定を確認するだけなので、表示されているプロンプトで

# exit

とするか、Ctrl+Alt+BackspaceでX.Orgで終了します。


・KDEを起動する
X.Orgの設定がうまくいっている事を確認したら、「~/.xinitrc」に以下を記述して保存します。

#!/bin/sh
export LANG="ja_JP.eucJP"
export LC_ALL="ja_JP.eucJP"

exec startkde

.xinitrcを作成したら、またX.Orgを起動します。

# xinit

と、今度はX.Orgが起動した後にKDEが起動します。


・sazanami-ttfのインストール
ここまでの設定をやっておくと、大半のメニュー表示、メッセージ表示は日本語になるのですが、ついでに日本語TrueTypeフォントも入れておきます。

日本語TrueTypeフォントをインストールしておくと、日本語表示にアンチエイリアスを掛けられるようになるので、表示がなんとなく素敵になります。

1

さざなみフォント以外も日本語TrueTypeフォントがportsにはあるのですが、さざなみフォントが標準的なフォント(WindowsでいうMSゴシック、MS明朝のような感じ)なので、とりあえずはこれを入れておきます。

# cd /usr/ports/japanese/sazanami-ttf
# make install clean

実は、ここでめちゃめちゃはまったんですが、新規にフォントをインストールするとフォント情報(フォントキャッシュ?)を管理している部分を更新してあげないといけないらしく、インストールしたままにしておくと、KDEのメニュー表示はおろか、ターミナルまで化け化けに化けてしまいました。

ので、次のコマンドでフォント情報(フォントキャッシュ)を更新します。

# fc-cache -f -v

さらに、さざなみフォントをX.Org(ここではKDE)で使用するには、ロードディレクトリを追加してあげなくてはいけないので、「/etc/X11/xorg.conf」の「Section "Files"〜EndSection」の間に以下を追加して、KDEを立ち上げ直します。

FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType/"

と、ここまでで日本語"表示"はできるのですが、問題は日本語"入力"の方でして・・・。

これまた長くなりそうなので、次回に続くって感じで。

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パッケージのインストール

差し当たり使う予定のあるパッケージをインストールしてしまいます。


CDからインストール

別にCDからインストールしなくても対応ports(例えばkdeであれば/usr/ports/x11/kde3)で「make install clean」としても良いのですが、portsからインストールする場合は、

1.WANからソースファイルをダウンロード
2.コンパイル
3.インストール

という手順を踏むので、kdeのように依存関係が多いパッケージの場合は、インストールに恐ろしく時間がかかります(1回kdeをportsからいれようとしたことはあるのですが、丸1日かけても終わらなかったので途中であきらめました)。CDに入っているものは、とりあえずsysinstallからインストールしてしまうのが手っ取り早いと思います。

追記:
「pkg_add -r」を使えばバイナリインストールになってコンパイルはしないですむのでそんなに時間はかからないらしい。

まず、rootでログインして

# sysinstall

とすると、OSインストール画面と同じものが表示されるので、CDドライブにCD1かCD2をいれて「Configure→Packages→CD/DVD」と選択するとパッケージ一覧が表示されます。

・cvsup-without-gui
portsツリー(パッケージバージョン管理情報)を最新のものに更新するのに使います。

・portupgrade
portsツリーに従って、インストールしてあるパッケージをバージョンアップするのに使います。

・kde
統合GUIデスクトップ環境。デスクトップ環境は他にgnomeとWindowMakerが入っていましたが、それぞれ試した所操作性がWindowsに似ていて取っ付きが良かったので、kdeを使うことにしました。

依存関係にあるパッケージは、Dマークが付いて同時に入れてくれるので、必要なものにチェック(Xマーク)を入れるだけでよいです。

他にも色々あるので必要に応じてインストールしてください。

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2005年12月 7日 (水)

カーネル再構築

普通は特に理由がなければカーネル再構築を行わなくても問題ないみたいですが、僕の場合はマルチCPU環境なので、マルチCPUを有効にするためにはカーネル再構築を行わなくてはいけないようです。

1.カーネル設定ファイルの作成
デフォルトのカーネル設定ファイル(GENERICカーネル)を基本にして、カスタムカーネル設定ファイルを作成します。僕のhost名はgemini(デュアルCPUなんで双子座としました)なので、GEMINIという名前でファイルを作成します。

rootでログイン

# cd /usr/src/sys/i386/conf/
# cp GENERIC GEMINI

コピーしたファイルを編集します。

ident GEMINI
# カーネル名を変更します。通常は設定ファイル名を設定するのが通常のようです。

options SMP
# SMP(非対称マルチプロセッサ機能)を有効
options SCHED_ULE
# スケジューラを有効
#options SCHED_4BSD
# 4BSDスケジューラを無効

スケジューラはデフォルトでは4BSDが使われているのですが、ULEスケジューラの方がマルチCPU環境に適しているそうなので、4BSDからULEに変更しました。

ついでに、dmesgを参考にして、使っていないデバイスなんかも消してカーネルをコンパイルします。

# cd /usr/src
# make buildkernel KERNCONF=GEMINI

ここで、設定ファイルの記述が間違っていたり、有効になっているデバイスと依存関係にあるデバイスが無効になっていたりするとエラーとなって途中でコンパイルが止まります。

エラーが発生しないで無事にコンパイルが終了したら

# cd /usr/src
# make installkernel KERNCONF=GEMINI

として、コンパイルしたカーネルに置き換えます。ここまで問題なく終了すれば、再起動後に新しいカーネルが適用されます。僕の環境だとカーネルのコンパイル(buildkernel)に1時間半程度、インストール(installkernel)に5分程度かかりました。


もし、再起動後に立ち上がらなくなってしまった場合は、OS起動モード選択画面で6を選択し

load /boot/kernel.old/kernel

として、古いカーネルで立ち上げて、


# make buildkernel installkernel

上記の標準のカーネルに戻してから、設定ファイルを再度編集しなおします。
(今のところカーネル再構築で立ち上がらなくなったことはないので、やったことはないんですけどね)


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FreeBSD6.0を入れてみる

やっとインストール環境が揃ったので、OSインストールに取り掛かります。

PC-UNIXで、無料で手に入るものというと色々あるのですが、今回はFreeBSDを入れてみることにしました。

FreeBSDの最新は6.0とメジャーバージョンアップしたばかりだったので、旧バージョンの5.4とどちらにするか迷ったんですが、

・6系は安定バージョン
・5.4と大きく変わった点はあまりない
・マルチCPU環境でのパフォーマンスが向上している

って、事だったので6.0を入れる事としました。

基本的には、表示される手順に従えばそんなに難しいことは無いのですが、一応、「FreeBSD ビギナーズバイブル」という本を買ってきました。
あと、かつをぶしというサイトがインストールについて良く纏まっていたので、この二つを参考に作業を進めます。


環境によって選択項目とかは変わってくるので、下記は僕の環境での備忘録みたいな感じです。

・インストールCD
OSをインストールするだけならば、CD1だけでインストールは出来ますが、CD2から追加パッケージを入れられると便利なので、CD2もダウンロードします。
CD1,2を両方ダウンロードすると僕の環境(ADSL)で2~3時間くらいかかるので、そこは覚悟が必要。

・インストール方法
かつをぶしでは「Custom」インストールで説明がありますが、「Standard」でもCustomと設定項目は変わらないので、面倒くさかったのでStandardを選びました。

・パーテーション
swapは実メモリの2倍程度を目安。Autoで割り当ててもいいですが、半端な数字になって気持ち悪いので手動で1024MB(搭載512MB)で割り当て。
/varはAutoモードで割り当てるとかなり少なくなるのですが、システムログファイルなどは/var以下に入るので、できるだけ多い方が良いそうです。とりあえず、僕は2048Mを割り当て。

後のシステム領域はAuto(Aキーを押下)で作成。

それとは別に、/home以下にユーザディレクトリが出来るので、10GBHDDをフルに割り当て。後は今後MySQLとPostgreSQLをインストールしようと思っているので、DBファイル用にそれぞれ10GBずつパーテションを作成して下記みたいになりました。
/    512MB
/var  2048MB
swap  1024MB
/usr  15.5GB
/temp 512MB
/home 10GB
/mysql 10GB
/pgsql 10GB

・ディストリビューション
デスクトップ環境を使いたいので、「X Developer」を選択。この時「Ports Collection」を入れるか聞かれるのですが、これはYesにします。Portsを入れておくと、パッケージのインストール、バージョン管理なんかが非常に楽になるので、容量に余裕がないとか言うのでなければ、なるべく入れたほうが良いです。

ここから先は、OSファイルコピーが終わってからの各種設定になります。ここで設定した内容は後から変更することは勿論出来ますが、差し当たり使う予定のあるものは設定してした方が良いでしょう。

・ユーザ
telnetやftpを使う時に、管理ユーザ(root)ではログインできないので、別にユーザを作成。かつをぶしだとsuを使うためには「member group」を「wheel」にするとあるんですが、ビギナーズバイブルを見ると
・suを使うためには「group」を「wheel」
・shutdownを使うためには「member group」に「operator」
となっていたのでそちらに従いました。

・ネットワーク設定
IPV6→使わないのでNo。
SSH→ローカルネットワークで使うだけだし、今のところtelnetで十分なのでNo。SSHを有効にすると起動時にSSHの初期化で結構時間がかかるので使わないのならNoにした方が良いです。
inetd→すぐにftpやtelnetは使いたいのでYes。その後設定ファイルが表示されるので、ftpとtelnetのコメント(#)を削除しておきます。
NFS Server,Client→今のところ使う予定はないのでとりあえず両方ともNo。
Gateway→今のところGatewayとしては使わないのでNo。
DHCP→IPは固定設定でやっているのでNo。

ここまでやったら、OS自体のインストールはおしまいなので、インストーラを終了して再起動。

所要時間は僕の環境で20~30分くらいでした。

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2005年12月 6日 (火)

インストールと思いきや

前回からの続き

やっとまともにOSインストール出来る所まで来ました(ここまで来るのに何日掛かったんだろう・・・)。

インストール作業の前に、参考までにPCの構成のまとめ

・マザーボード:GIGABYTE GA-6VXD7(チップセット VIA ApolloPro 133A)
中古で買ったものがBIOSバージョンが古めだったので、BIOSをバージョンアップしてあります。サポートが終わっているのか、GIGABYTEのサイトになぜかBIOSが置いてなかったので(公式よりリンクは貼ってない所にはあったのですが、最新バージョンではなかったし)、色々探して、色々なハードのドライバを置いてあるDriver Collectionという非公式らしきサイトよりダウンロード。

・CPU:PentiumIII 866MHz × 2
・メモリ:512MB(128MB FSB100 CL2 × 4)
・CD/DVD
パイオニア DVD-ROM DVD-103S(ATAPI セカンダリスレイブに接続)
パナソニック CD-R CW-7503(SCSI)
・FDD:ミツミのやつ
この辺は特筆するでもなく。CD-Rは繋いでいるSCSIカード(後述)の件で最初認識できていなかったですが、今は普通に使えます(BIOSの設定とかの問題なのかもしれませんが、CD-RからOSのインストールCDでブートできなかったりはしていますが)。

・HDD
プライマリマスタ:Seagate ST320423A(20GB)
プライマリスレイブ:IBM DTTA-351010 T56OA73A(10GB)
セカンダリマスタ:Maxtor 32049H2 YAC614Y0(20GB)


使っていないPCからメモリを持ってきたついでに、Maxtorの20GB HDDも拝借。Seagateのは40GBと思い込んでいたんですが、実は20GBでした。CDは2台ある必要は無いんですが、余ってるので使いましょうということで。


・VGAカード
ELSA GRADIAC FX534(nVidia Geforce FX5200)

当初G450を使おうと思っていたのですが、FreeBSD用にnVidiaドライバが出ているそうで、丁度余っていたのでこっちに変えました。

・LANカード
メルコ LD-10/100AN

DECのチップが載っているので、deで認識されました。問題なく使えています。

・SCSIカード
IO・DATA SC-UPCI

Symbiosのチップが載っていて、symで認識されます。SCSI BIOSのバージョンが低いと、カードは認識されはするのですが接続機器が認識されないって事になりました。

FreeBSD QandAによると、BIOSバージョンが1.43以前のものだと、symで認識した場合は正常に動かないそうです。ちなみに、ncrで認識させることも出来るそうですが、FreeBSD6.0だとGENERICカーネルでncrが無効にされているので、SCSI HDDにOSをインストールするなんてときにはBIOSのバージョンアップは必須だと思います。

・サウンドカード
Creative Sound Blaster Live! Digital Audio
実はまだカードを認識できる状態にしてないので、型番がこれであっているか自信が有りませんが、確かこんな感じだったかと。今のところ音を鳴らすつもりもあまりないので、一応付いてるってだけの状態です(FreeBSD対応機器かも確認してなかったりして)。

以上こんな感じ。現バージョンのFreeBSDだと、メジャーな機器ならば大体対応しているみたいですが、一応、対応機器は確認しておくと良いです。

長くなったので、インストール作業は次回以降に廻すことにします。

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タダより高い物はない

前回からの続き

電源を買ってきて動くには動いたのですが(ファンとかHDDが)、BIOS画面すら表示されません。PCってBIOS情報を記録するために、常に電気を食うらしく電源が外から供給できない時は、内蔵のボタン電池から電気をとって来ているそうで、さすがに内蔵電池が切れてBIOS設定が全部消えてしまった状態になっていたようです。

こうなると、構成機器と設定とが符合しないので、CMOSクリアをしなくちゃいけないとの話をGoogleで見つけたので、CMOSクリア。

一瞬、なんとか動いたかに見えたのですが、立ち上がる時と立ち上がらない時があって(正直適当にやってたので原因はつかめなかったのですが)、色々ごちゃごちゃやっていたら、うっかりスタンバイ電源が来てる状態でCMOSクリアをやってしまいまして、そのせいか完全に沈黙状態になってしまいました。

こうなったら手の出しようがないので、代わりのマザーボードを手に入れるしかありません。

さすがに、Socket370時代のマザーボードとなると、勿論新品なんてないわけで、その上デュアルマザーとなると選択肢も狭まるのですが、パソコン倶楽部と言うところで中古マザーを発見。しぶしぶ購入しました(中古、付属品なしなのに9800円もしました)。

注文の翌日にはマザーは届いたので、早速再組み立て。今度はすんなり動きましたが、隠れた罠がまだありました。


フリーのPC-UNIXといっても色々あるのですが、land.toがFreeBSDを使っているとの事だったんで、安直にFreeBSDをいれることにしたのですが、動いたと思ったPCにまだ難がありました。

FreeBSD自体のインストールは大体上手くいっているように見えるのですが(実は上手くいってなかったんですけどね)、OSをインストールした後に、追加アプリケーションをmakeしたり、カーネルの再構築をしようとすると、Segmentation FaultとかPage FaultとかでOS自体が落ちまくるのです。

調べてみた所、コンパイラにバグがあったり、CPUやメモリに異常があるとこんな感じになるらしい。
コンパイラのバグは、あまり考えられないので(全世界で使われているものですし)、手頃な所でメモリを疑ってみました。

ちょうど、使っていない古いPCがまだある事を思い出したので(僕のものでは無いのですが)、そこからメモリを拝借して、何となく怪しそうなバルクメモリと交換してみたところ、その後は随分と安定したものとなりました。

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